「隠れ家」だとか「小さな」なんて言葉を使ったしまうと怒られるかもしれませんが、僕はこういった言葉に魅力を感じています。
なぜなら、そこに行かなければ味わうことができない魅力もあるからです。
僕は写真家として色々な地域を撮り歩くことが多く「こんな場所に魅力的なものがある」と心が惹きつけられることがあります。
ネットが主流になっている今の時代、「その場所に行ったから感じることができた店」だとか「実際にその場所を歩いたから見つけれた魅力的なもの」があってもいいと思うんです。
もちろんネット発信が苦手で、どうやって知名度をあげればいいか悩んでいるお店もあるんですけど、僕はそのようなお店に協力したいと思いながら写真を撮り歩いています。
そこで今回は、中宇治エリアでも少し奥の路地に入った場所で見つけた小さな雑貨屋さんについて語りたいと思います。
雑貨屋さん「すいれん」
冒頭でも話しましたが、中宇治エリアの一軒家が並ぶ路地にある小さな雑貨屋さん「すいれん」。
アクセサリーや生活雑貨など、その他にも色々なおしゃれな小物が置いてある雑貨屋さんです。
自宅の一部を店舗として使用しているみたいで、中宇治の路地を歩いていると看板が見えてきて不思議と気になって入ってしまいます。
看板のイラストがシンプルで、可愛くって、余白が広く取られていて、僕はこう行ったデザインが好きなので、看板の魅力に惹きつけられたのかもしれません。
それほど「看板」と言うものは大切なものなんですね。
そして気になって店内に入ると、看板にかかれてある「いろいろ」という言葉通り、生活雑貨から作家たちが作ったオリジナルのアクセサリーなど、いろいろなアイテムが並んでいて、見ていて楽しくなってきました。
商品の並べ方や装飾の仕方がおしゃれで写真映えするので、ぜひ写真をとってSNSに投稿してほしいくらいです。
一眼レフで写真を撮るなら広角レンズがオススメで、単焦点レンズだと商品のアップしか撮ることができないので、おしゃれな装飾の全体が撮れなくなってしまいます。
どうしても単焦点レンズしか持っていない場合はスマホで撮影ですね。スマホでも十分に写真映えする写真が撮れます。
撮影した写真を少しノスタルジックに加工すれば、さらに雰囲気のある写真になる。加工するには「vsco」と言うアプリがオススメです。
自然光が入る心和む店内
小さな雑貨屋さんなのに圧迫感がないのは、白い壁や大きめの窓から店内に自然光が入る部分があるからだと思います。
自然光が白い壁に反射して、店内が明るくなっています。
場所によっては自然光が隠れる部分もありますが、そこはオレンジ色のランタン風ライトで暖かさがありログハウスのような空間が演出されていました。
まさに、マイナスな部分をプラスに変える装飾の技術で素晴らしいですね。
下記は、お子さんが使っていた勉強机をリメイクして作った棚だそうです。ジブリの映画に出てきそうな家具で、僕も作りたくなってきました。
真上から見るとこのような感じ。引き代の中に森の中の世界を作って、アクリル板で中が見えるようにして商品(キャンドル)と引き代の中の世界観を統一されています。
【雑貨屋さん「すいれん」の詳細】
◆住所 / 京都府宇治市宇治妙楽7-1
◆営業時間 / 11:30〜17:00
◆営業日 / 火・水・金・土(毎月第二週目は土日のみ営業)
◆メール / suiren.uji@gmail.com
ホームページ → https://suiren-uji.com
インスタグラム → @suiren_uji_kyoto
最後に
今回紹介させていただいた中宇治エリアにある小さな雑貨屋さん「すいれん」は、中宇治エリアから少し奥に入って一軒家が並ぶ路地を歩いていると見えてきます。
インターネットの普及で簡単にオンラインで商品を購入することができるようになりましたが、その地域にある、その店に直接足を運んでみないと感じることができない魅力もあります。
中宇治エリアにある雑貨屋さん「すいれん」もその一つで、実際に行ってみると人の良さが溢れ出ているオーナーと話をすることができました。
装飾についてのアイデアの参考になるものがたくさんあって、インターネットの写真では気づかなかった部分を見ることができました。
僕は時々、個人の雑貨屋さんに入って装飾のアイデアや、商品に関するアイデアを参考にすることがあります。
例えば、INOBUNのような大きな雑貨屋さんはおしゃれで参考にしたいと思うこともありますが、使っているものが身近なものではないことが多いんです。
それに比べて、個人の雑貨屋さんは身近なものを使って色々なアイデアを駆使して装飾されているので、とても参考になります。
それに人と人の繋がりもできるし、交流するキッカケにもなるでしょう。
僕は地域の魅力を発信するために写真の撮り歩きを始めたのではなく、人と人との繋がりや交流をつくるためでもあるので、自由に写真の撮り歩きを続けています。
宇治観光に訪れた時は、あなたもぜひ小さな雑貨屋さん「すいれん」に立ち寄ってみてください。
【雑貨屋さん「すいれん」の詳細】
◆住所 / 京都府宇治市宇治妙楽7-1
◆営業時間 / 11:30〜17:00
◆営業日 / 火・水・金・土(毎月第二週目は土日のみ営業)
◆メール / suiren.uji@gmail.com
ホームページ → https://suiren-uji.com
インスタグラム → @suiren_uji_kyoto