複数サイト運営 | 苦労した裏側にある3つの効果とブランディング強化術

こんにちは、“ブランディング戦略家”のミズハラです。

個人事業者、フリーランスに効果的と言われている複数サイト運営。

「複数のサイトを運営するのは大変そう…」そう感じている人も多いのではないでしょうか。

RSD Proのミズハラ自身も複数サイト運営を取り入れていますが、最初は苦労しました。

だけど、複数のサイトを仕組み化したことで、ブランディング効果や事業成長を加速させることができました。

この記事では、複数サイト運営の裏側と得られる3つの効果を具体的にお話ししようと思います。

複数サイト運営が難しい理由と解決策

まずはじめに、現在僕は当サイトを合わせて4つのサイトを運営しています。

もちろん、それぞれのサイトには役割があって、一つの大きな仕組みとなって『ブランディング戦略』の役割を担っています。

そんな複数サイト運営をするには、次の3つの課題を解決する必要がありました。

【複数サイト運営のリスク】
・更新作業の負担が増す
・コンテンツの重複のリスク
・リソース不足

更新作業の負担が増す

複数サイトを運営することで、記事作成やコンテンツの更新にかかる時間と手間が増えてしまいました。

特に、異なるターゲット層をねらう場合、各サイトで個別のコンテンツを作成する必要があるため、どうしても構成を考えるのが難しくなってきます。

コンテンツの重複のリスク

複数サイトで似た内容の記事を書くと、検索エンジンから「重複コンテンツ」とみなされて、ペナルティを受けてしまいます。

これによって検索順位が下がる可能性が高くなるため、SEO対策においては大きな課題となりました。

リソース不足

僕が運営するサイトは特化型の(専門性の高い)サイトになるため、更新作業を外注しようにも、対応できるスタッフがなかなか見つかりません。

何度も外注しようと試みましたが、受けてくれる人がいないことに悩んでいました。

なので、自分自身で複数サイト運営の効率を上げる必要があったんです。

それらを解決するためには、次の3つのポイントが有効でした。

【リスクを改善する方法】
・コンテンツ管理を整える
・更新スケジュールを自動化
・管理体制の一元化

コンテンツ管理を整える

更新作業やコンテンツ作成をテンプレート化し、作業を簡素化することで業務効率が向上しました。

例えば、記事構成のテンプレートをつくり、どの記事を書いても同じクオリティを維持できる体制を整えました。

記事構成テンプレートとは「起承転結」「PREP法」「QUESTフォーミュラ」などを使い分けることで、伝わる文章を書くことができるもの。

今の時代はAI技術の進歩もあって、ChatGPTなどを使えば記事構成を提案してくれるので、記事作成を効率化することも可能になりました。

RSD Proが監修をしている芸術系のサイトの方で解説しているので、よければ読んでみてください。

Link▶︎『ChatGPTは活用できる?

さらに、WordPressの有料テーマを使うことでSEO対策の効率化、記事執筆の効率化を実現させることができました。

更新スケジュールを自動化

定型作業を自動化することで人的負担を軽減できます。

例えば、SNS投稿のスケジュール設定やメール配信の自動化を導入することで、時間を節約しながら運営の質を維持できます。

RSD Proでは主にFacebookを利用していて、今でもFacebookは信頼関係を築き上げるには効果的なSNSなんです。それに、Facebookは投稿時間の指定も可能です。

管理体制の一元化

複数サイトを一元管理できるツールを導入し、情報を集約することで運営の見通しが良くなります。

プロジェクト管理ツールやアクセス解析ツールを活用し、各サイトの状況をリアルタイムで把握できる仕組みを整えました。

複数サイト運営で得られる3つの効果

これらの課題を乗り越えた先に、個人事業を成長させる大きな効果が待っています。

ここでは、複数サイト運営によって得られる3つの具体的なメリットを紹介します。

ブランディングの多角化

複数サイトを使い分けることで、異なるターゲット層に向けて、それぞれ違ったブランドメッセージを発信することができます。

もちろん、全く別のターゲットに向けてではなく、一つの大きな市場の中で違ったブランドメッセージを届けることが重要です。

たとえば、BtoB向けサイトとBtoC向けサイトを分けることで、それぞれの顧客に最適なコミュニケーションを行うことができます。

SEO効果の最大化

複数のサイトを運営することで、キーワードごとに最適化したコンテンツを展開でき、検索エンジンからの評価を高められます。

また、関連する複数のサイト間で内部リンクを貼ることで、全体のSEOパフォーマンスを強化させることも可能です。

リスク分散と収益の多様化

1つのサイトに依存するリスクを減らすために、複数サイトからの収益源を確保できます。

仮に1つのサイトのパフォーマンスが低下しても、他のサイトが補完するため、事業全体として安定した収益を確保しやすくなります。

例えば、アフィリエイトに特化したサイト、物販に特化したサイト、ダウンロード販売に特化したサイトというように使い分けることで、それぞれの分野からの収益の見込みも増えていきます。

複数サイト運営を成功させる3つのステップ

複数サイト運営を効率的に行い、効果を最大化するためには『仕組み化』にすることが不可欠となります。

ここでは、実践しやすい3つのステップを解説します。

サイトごとの役割を明確化する

各サイトの目的とターゲットを明確にして、それぞれの役割を分担します。

例えば、1つは商品情報を発信するサイト、もう1つは業界知識を提供する特化型サイトにすれば、コンテンツの重複を防ぎつつ、各サイトの価値を高められます。

RSD Proでいうと「個人事業者(フリーランス)のためのブランディング戦略に特化したサイト」という役割があります。

運営の仕組みを自動化・効率化

更新作業を効率化するために、CMS(コンテンツ管理システム)を活用し、予約投稿機能を使います。

記事を書きためて、その時期になったら自動で更新してくれるように日時を設定しておけば、更新作業も効率化できます。

パフォーマンスを定期的に分析・改善

各サイトのアクセス解析を行い、SEO効果やコンバージョン率をチェックします。

『Google Analytics』や『Search Console』を活用し、定期的にサイト状況を確認することも重要で、そのデータに基づいた改善を定期的に行うことで、複数サイトの評価をどんどん上げることができます。

まとめ

複数サイト運営は負担が大きいように思えますが、適切な仕組み化を行えば、ブランディング強化やSEO改善、収益の多様化といった大きなメリットになります。

重要なのは、各サイトの役割を明確にして効率的な運営フローを整えることです。

この記事を参考に、複数サイト運営の効果を最大限に引き出し、事業の成長を加速させましょう。

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