ブライダル司会者だから気がつく会場全体の様子

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先日、ブライダルの仕事でご一緒することが多い司会の方と食事をする機会がありました。

ブライダルの司会は、ただ結婚式当日の進行をスムーズに進めるためだけにいるわけではなく、新郎新婦とゲストが「ここで結婚式を挙げて本当に良かった」と思ってもらえる貴重な時間を創りあげる人

言ってみれば、結婚式当日に新郎新婦の希望する空間を作り上げる『リーダー的な存在』だと僕は思っています。

ブライダルの司会は、結婚式当日まで新郎新婦と打ち合わせをして進行を決めていかなければいけないし、結婚式当日は進行をスムーズに進めるために、関わるスタッフとコミュニケーションをとって新郎新婦の思いを実現させるために進行しなければいけない。

それに司会者はその場の空気を操る空間クリエーターで、時には上品に心が浄化される感覚を味わうことができたり、時には柔らかく心を和ませてくれる存在でもあります。

このように、会場全体を見渡すことができる司会者だから見えてくる部分も多いと思います。

滋賀を中心に活躍する司会事務所『ボイスクリエーション』

「本当にブライダルの仕事が好きで楽しい」

と話すのは、滋賀県で事務所を構える司会事務所『ボイスクリエーション』の鹿島美代子さん


画像元 : ボイスクリエーションのサイトより

僕はブライダルの音響を担当することもあって、鹿島さんとは会場でお会いすることが多く、毎回お会いするたびに楽しそうに司会をされているので、その空間に一緒にいる僕も心では楽しくなっています。

あっ、勘違いをされるといけないので言っておきますが、『心では』と言ったのは、僕は感情をリアクションに移すのが苦手なタイプなので、心の中で感じた想いを写真や文章で表現するようにしています。

今回、記事にさせていただいたのも、いつもご一緒するのにその楽しさをうまく伝えることができていないと感じたからで、司会の鹿島美代子さんのブライダルに対する想いを伝えたかったからです。

司会者だから気づくこと

先日、司会の鹿島美代子さんとお食事をしていたときのこと、「ブライダルの仕事が本当に好きなんだなぁ」と感じた瞬間がありました。

それは「司会をするから気づくことがあるんだけど、それを会場になかなか提案することができないのが気がかりで…」と言われていたこと。

司会の鹿島美代子さんはブライダルの司会をされて、1984年から司会の仕事を始めたプロ中のプロ、以前はラジオ番組も務めていたこともある人で、一方では話し方・アナウンス講座もされています。


画像元 : ボイスクリエーションのサイトより

それほどの経歴を持つ方でも、そのような悩みをもっていることにも驚きましたが、何と言っても、どこの会場へ行かれても『常に会場のこと、新郎新婦のことを考えて印象に残る1日を過ごしてもらいたい』と思いながら司会をされている姿勢にも驚きました。

それなのに、結婚式を共に作り上げるスタッフに伝えれないことが多いとのこと。

僕もブライダルに関わる外部スタッフとして、色々な会場に出入りすることがありますが、その気持ちがよくわかります。

会場に提案をすることができない理由として、『取引先』や『持ち込み』という壁があるからで、その会場にはその会場のやり方があるため、外部からの提案は「おせっかい」になりかねないんです。

そこで鹿島美代子さんがいった言葉が、「ブライダルの司会をしているから気づいたことを気兼ねなく共有できれば」ということでした。

僕は「本当にブライダルの仕事が好きなんだな。これが本当のクリエイティブ業なのかもしれない。」と感じました。

人のために考えてそれを伝えることって結構むずかしいもので、さっきも言いましたが「おせっかい」になることもあります。

では、どうやって「おせっかい」ではなく「共感」につなげてればいいのか。

想いを発信し続ける価値

「おせっかい」にならない方法として一番効果的なのが、想いを発信し続けることなんですね。

例えば、僕は5つのサイトを運営していて、そのうちの3つのサイトで記事を発信し続けています。

2019年から芸術系のブログを立ち上げて、その後、写真家の公式サイトでコラム記事を始め、当サイトで事業状況の記事を発信しています。

約5年、記事の執筆を続けていると、魅力を発信するための相談メールやブランディングのご依頼を頂くことがあります。

そこで思ったことが、自分からアポをとって提案するより、相手から相談される流れを作る方が効果があることがわかりました。

そこで大切なのが、自分の想いを発信し続けることなんです。

司会の鹿島美代子さんも定期的にブログを書いており、その内容を見ると短文でありながら自身の想いやそのときの状況をうまく伝えています。

2006年からブログを始めたようで、かなりの記事ボリュームがありますが、身近な文章で伝わる内容。さすが言葉を操るプロ。

読みやすい文章、心に入りやすい言葉の選択。記事の中には、司会者から見た当日の結婚式の様子や思い出に残るシーンについて書かれている記事もあります。

僕は思いました「会場スタッフも結婚式当日の様子を一番よく見ている人に相談すれば新しいアイデアが生まれるんじゃない?」と。

身近な提案者『司会』

良いものを作り上げる上で重要なことは、まわり(遠すぎず近すぎない人)の意見を聞くこと。

なぜなら、同じ企業内で意見を出し合っても、その企業のやり方が身についてしまって、周りが見えなくなることがよくあります。

最近では、外部業者に依頼をして業績を改善する企業も多くなっています。

例えば、企業が外部デザイナーに依頼をする理由が、企業内だけでアイデアを出すより外部にアイデアを提供してもらった方が、新しいデザインを作ることができます。

ブライダルにおいても同じことで、外部の意見を取り入れることで、より魅力的で価値のある新しい発想で、独自性のある結婚式を作ることができます。

そういった意味で考えると、司会者は結婚式当日に一番よく周りを見ている人で、身近な『提案者』といえます。

ブライダルに関わるスタッフにとって、司会の方のアイデアを聞くことはとても価値があると思います。

最後に

少々長くなってしまいましたが、今回の記事は、いつも仕事でご一緒させてもらう『司会の鹿島美代子さん』のブライダルへの想いについて話してきました。

お話を聞いていると、ご本人は「ブライダルの仕事が好きだからここまで続けれている」と語っていましたが、僕からすると、その自然体が仕事を長く続けていける秘訣なんだと感じました。

一昔前までは「好きなことと仕事は別もの」と親から言われていましたが、今の時代は、好きなことが仕事として価値を生む時代

正直僕は、司会とは真面目な人が多い印象がありましたが、鹿島美代子さんと仕事を共にしたことで、その印象が大きく変わりました。

これからのブライダル業界は、外部から感じた印象や提案を共有することも大切だと思います。

今回、司会の鹿島美代子さんの記事を書くにあたって、僕も鹿島美代子さんの想いに共感したので、どうしても記事にしたいという想いで書かせてもらいました。

「記事にしてもいいですか?」と聞いたところ、とても喜んでもらえたことに感謝しています。

ご協力ありがとうございます。

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